井川遥さん、23年ぶりのド緊張始球式 前日は2時間“特訓”で「体プルプルしてます」

始球式に登場した女優の井川遥さん【写真:荒川祐史】
始球式に登場した女優の井川遥さん【写真:荒川祐史】

「決勝戦の大舞台で実に23年ぶりに始球式を」ワンバウンドで捕手役・早川のミットに

 女優の井川遥さんが19日、「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023」の決勝戦、侍ジャパン-韓国戦(東京ドーム)で始球式を務めた。華麗なワインドアップで投球し、ファンから大きな拍手が送られた。「正直ストライクいきたかったんですけど、思っていたよりも遠くて。ここ数日投げっぱなしで。投げ込んできていたんですけど、コントロールがつかなくて悔しいです」と悔しそうに笑みを浮かべた。

 侍ジャパンのユニホームに黒いパンツで登場。緊張した面持ちでマウンドに立つと、華麗なワインドアップからボールを投じた。捕手役を務めた早川隆久投手(楽天)のミットにワンバウンドで届き、最後は安堵の表情を見せていた。「こんな機会に投げさせてもらって光栄で幸せな気持ちです。18メートルで練習したのは昨日が初めてで、頭が真っ白になりました」と白い歯を見せた。

 数日前から都内の野球施設で投球練習。たまたま広島の選手が居合わせ、元DeNA、ロッテでシアトル郊外の野球施設「ドライブライン・ベースボール」でスタッフを務めるブランドン・マン氏から投球を教えてもらったという。「外野から投げる勢いでやらないと。私が投げる時は砲丸投げぐらいで投げないと」。体の使い方を細かく教えてもらったという。「ここ数日しかなかったので、痛めちゃいけないと思いながらも。ついついあと2球、あと2球と。昨日は2時間ずっと投げっぱなしで。今は体がプルプルしています」と笑顔で振り返った。

【実際の様子】女優がド緊張の表情 半袖ワインドアップでボールを投じた井川さん

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY