「新人とは思えない」7球種を操る24歳…本塁打王を翻弄した老獪な“変化球マニア”
ソフトバンクの大津亮介は、46登板で2勝0敗13ホールド、防御率2.43
ソフトバンクの大津亮介投手は、新人ながら大車輪の活躍でブルペンを支えた。いきなり46試合に登板して2勝0敗13ホールド、防御率2.43。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが公開した「パテレプロスペクト」に選ばれ、老獪なピッチングに「ルーキーイヤーとは思えない」との声があがっている。
九産大九州高、帝京大を経て日本製鉄鹿島からドラフト2位で入団。社会人時代は、昨年の日本選手権初戦の大和高田クラブで、敗れはしたものの9回2失点で完投するほどの先発投手だった。しかし、プロ1年目は中継ぎとしてブレーク。最速153キロの直球と七色の変化球でベテランのような投球を見せた。
今季投じたのは直球、スライダー、カットボール、フォーク、カーブ、チェンジアップ、スプリットと大きく分けても7球種。動画では、楽天の浅村から空振り三振を奪うシーンも。「有原クラスになれる逸材」「引き出しが多い」「打者を翻弄する感じが好き」「凄すぎる」とのコメントが寄せられている。