山本由伸の争奪戦に動き 浮上した“赤ユニ”2球団…257億円以上の契約金は確定的
FA市場で注目のノラがフィリーズと再契約、山本の去就に影響か
メジャー移籍を目指す山本由伸投手の争奪戦は、どこの球団が制すのか。19日(日本時間20日)にアーロン・ノラ投手が7年1億7200万ドル(約256億2700万円)でフィリーズと再契約。FA市場で注目されていた右腕の去就が決定し、山本の移籍先にも影響がありそうだ。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」のニック・ディーズ記者は、カージナルスの補強戦略に触れ、「アーロン・ノラは市場から離れたが、FA市場でトップの投手は彼だけではない」とし、「NPBのスター選手であるヨシノブ・ヤマモトにも興味を示していることを報じられている。かつてカージナルスでプレーした、ジョーダン・モンゴメリーと契約する可能性もある」と強調した。
また、ペンシルベニア州地元紙「フィラデルフィア・インクワイアラー」のアレックス・コーフィー記者は、「フィリーズをよく知る関係者によると、フィリーズは日本人右腕のヨシノブ・ヤマモトの獲得も狙っていると予想している。ノラが最優先事項だったが、彼と再契約した今、投手陣の層をさらに強化することを模索している」と言及している。
今オフのFA市場の投手では、山本が1位評価。フィリーズと再契約したノラは3位となっている。山本を獲得するとなれば、7年1億7200万ドル(約256億2700万円)を超えるような契約が予想される。同記者は「情報筋によると、彼を獲得する為にフィリーズは『かなり積極的に動く』つもりだが、適切な価格で合意できなければ、深追いはしないだろう」と伝えている。
(Full-Count編集部)