イチロー氏、打撃練習で豪快120m弾 50歳の11発に拍手喝采、松坂大輔氏とアーチ合戦
イチロー氏は49スイングで11本、松坂氏は44スイングで柵越え2本
「高校野球女子選抜」vs「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」は21日に東京ドームで行われる。試合前にはイチロー氏、松坂大輔氏の打撃練習が行われ、豪快なアーチショーを見せた。観客は拍手喝采だった。
豪華競演が実現した。高校野球女子選抜メンバーが三塁ベンチ前で見守る中、イチロー氏、松坂氏のレジェンド2人が快音を飛ばした。松坂氏が左越えへ打球を放り込むと、イチロー氏も負けてはいない。右翼スタンドへ悠々と放り込んだ。
イチロー氏は39スイングで2連発を含む11本の柵越え。右翼席上段への約120メートル弾もあった。松坂氏は44スイングで柵越えは2本だった。
今年10月に50歳を迎えたイチロー氏は3年連続で登板する。2021年12月に行われた第1回は9回147球、17奪三振4安打で完封勝利。登板中に足をつりながらも最速135キロをマークした。昨年11月は9回131球、14奪三振2安打1失点で完投勝利。最速134キロだった。
西武、レッドソックスなどで通算170勝を挙げた43歳の松坂氏は昨年の試合に初参加。「4番・遊撃」で先発出場し、4打数3安打1打点の活躍を見せていた。2年連続の参加となる。