ロバート・ローズ氏が独立L「火の国」監督就任 ベストナイン6度…横浜最強助っ人

火の国サラマンダーズの監督に就任するボビー・ローズ氏【写真:(C)JRFPA】
火の国サラマンダーズの監督に就任するボビー・ローズ氏【写真:(C)JRFPA】

神田康範代表取締役兼GM「最良の方を招聘できた」

 独立リーグ・九州アジアリーグに所属する「火の国サラマンダーズ」は24日、かつて横浜(現DeNA)でプレーしたボビー・ローズ氏(横浜時代の旧登録名:ロバート・ローズ)の監督就任が決まったと公式X(旧ツイッター)で発表した。背番号は「98」。56歳のローズ氏は「非常にワクワクしています」などと決意を表した。

 ローズ氏は1993年から2000年まで8年間横浜でプレーし、通算1039試合で1275安打、打率.325、167本塁打、808打点をマーク。「マシンガン打線」の中軸として活躍した。1998年のリーグ優勝&日本一に貢献した他、打点王2度、首位打者1度、二塁手のベストナインを6度受賞した。

「火の国サラマンダーズ」は熊本県を本拠地として2020年に設立。今季までリーグ3連覇を達成し、独立リーグの優勝チームが争う「グランドチャンピオンシップ」も昨年から2連覇を果たしている。この2年間指揮を執った馬原孝浩氏の退任が10月に発表されていた。

 また、ローズ氏は一般社団法人日本プロ野球外国人OB選手会(JRFPA)に所属。同会からは2019年にカルロス・ミラバル氏(元日本ハム)を「徳島インディゴソックス(四国アイランドリーグplus)」の投手コーチ、2022年にラルフ・ブライアント氏(元近鉄)を「士別サムライブレイズ(北海道フロンティアリーグ)」の監督として派遣し、いずれもリーグ優勝を飾っている。

 ローズ氏と神田康範代表取締役兼GMのコメントは以下の通り。

〇ローズ氏
「熊本市のチーム代表になれることに非常にワクワクしています。ファンやスポンサー、選手と会えるのも楽しみでなりません。熊本を代表するこのような貴重な機会を頂きまして誠にありがとうございます。皆さんにお会いするのが待ちきれません。熊本でおいしいお食事場所をご存知のかた、ぜひ教えてください」

〇神田氏
「監督選びに少し時間を要しましたが、最良の方を招聘できたことを嬉しく思います。ローズは非常に日本好きでも知られています。ご夫婦で日本に来ていただけると言うことで、熊本生活を楽しみながら火の国サラマンダーズを3年連続日本一に導いてもらいましょう! 今年のチームは強打者揃いです。ローズに『火の国マシンガン打線』を作ってもらいましょう」

(Full-Count編集部)

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