2人で年俸89億円も…出るだけで失う貢献度 ヤ軍が抱える巨大すぎる“不良債権”

ヤンキースのジャンカルロ・スタントン(左)とカルロス・ロドン【写真:ロイター】
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン(左)とカルロス・ロドン【写真:ロイター】

スタントンは年俸ランク14位もキャリアワーストの成績に終わった

 ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手は今季、キャリアワーストの打率.191、24本塁打、60打点に終わった。米メディア「スポトラック」調べの「2023年メジャーリーガー年俸ランキング」では、14位の3200万ドル(約47億8000万円)だが、今季のWARは「-1.0」に終わった。

 またカルロス・ロドン投手は、同20位の2783万3333ドル(約41億6000万円)だが、14登板で3勝8敗、防御率6.85とこちらも低迷した。WARは「-0.9」だった。

 ヤンキースは同ランキングのトップ20に30球団最多の4人がランクインしている。しかし2014年オフに当時所属していたマーリンズと13年総額3億2500万ドル(約485億円)の契約を結んだスタントンと、2022年オフにヤンキースと6年1億6200万ドル(約242億円)の契約を結んだロドンは“不良債権”と化してしまった。

 3位タイのアーロン・ジャッジ外野手、7位のゲリット・コール投手はさすがの働きを見せているものの、ヤンキースにとって高給取りながら大誤算の2人は頭の痛い限りだ。

(Full-Count編集部)

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