防御率0点台＆1点台も戦力外、育成から再出発　争奪戦左腕は縁ある球団へ…25日の去就

日本ハムが山崎福也と入団合意、西武・森脇亮介＆佐々木健は育成契約

　日本ハムは25日、オリックスから国内フリーエージェント（FA）権を行使した山崎福也投手と入団合意に達したと発表した。球団では初めてとなるFAでの投手獲得となった。

　31歳右腕は日大三、明大を経て2014年ドラフト1位でオリックスに入団。9年目の今季は自己最多の130回1/3を投げて11勝。オリックスの3連覇に貢献した。

　日本ハムは父・章弘さんが現役ラストの2年、コーチとして12年間在籍していたチームでもある。縁のある球団でどんなパフォーマンスを見せるだろうか。

　西武は森脇亮介、佐々木健の2投手と育成選手契約を締結したと発表した。森脇は今季31試合、佐々木は21試合に登板したが、シーズン途中に手術を受け今オフに戦力外通告を受けていた。

　31歳の森脇はセガサミーから2018年ドラフト6位で入団。通算195登板で15勝5敗、6セーブ53ホールド、防御率2.71をマークしている。今季は31登板で2勝1敗、3セーブ12ホールド、防御率1.95。8月に右上腕動脈閉塞症に対する上腕動脈パッチ形成術を受けた。

　27歳の佐々木はNTT東日本から2020年ドラフト2位で入団。3年目の今季は21登板で1敗、4ホールド、防御率0.87と安定した投球を見せていたが、8月に左肘の内側側副靱帯の再建術、鏡視下クリーニング術を受けた。通算成績は63登板で3勝1敗9ホールド、防御率3.05。

（Full-Count編集部）