山本由伸の“魔球”に米震撼 FA投手で最強の武器…仰天軌道が「バイオレンス」
山本由伸のカーブはFA投手で“最高”と評価された
今オフにポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すオリックス・山本由伸投手。多くの球種を操るが、その中でも評価が高いのが縦に割れるカーブだ。MLB公式サイトは今オフにFAになっている投手の中で、カーブの一番の使い手に山本を選出した。
MLB公式は「FA市場に出ている最高の投手たちは誰か分かっているが、球種ごとに最高の球を投げるのは」として球種別のNo.1投手を列挙。カーブでは山本だった。記事は「クレイトン・カーショーをほうふつとさせる美しいレインボーカーブだ」とし、WBCで投じたカーブのデータを紹介した。
平均77マイル(約123.9キロ)で、最大2809回転(毎分)、縦に66インチ(約167.64センチ)落ちて、横に14インチ(約35.56センチ)の変化。「このタイプのカーブはカーショー、マックス・フリード、アダム・ウェインライト、ユウ・ダルビッシュといった投手をかけあわせたような球だ。MLBで長く楽しめる球になるだろう」と評している。
ピッチング・ニンジャの愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のX(旧ツイッター)に「凶暴なカーブ」として投稿した動画には、「えげつない」「これはバイオレンス」「オーマイゴッド…親指で投げてる」「このひねりでどうやって肘を壊さないでいられるの」とファンから驚きの声が上がった。
ちなみにスプリットはエンゼルスからFAになった大谷翔平投手。「当初から球界で最もエグイ球のひとつだった。2025年にマウンドに復帰すると時も、まだ球界で最もエグイ球であるはずだ」と記事は評している。