DeNA戦力外の笠原、台湾挑戦を決断 見知らぬ環境も「不思議とワクワク」

初海外は気が重いはずなのに…「なぜか不思議とワクワク」

 28年間の人生で、海外旅行の経験はない。見知らぬ環境が、とにかく苦手。2018年に侍ジャパンに初招集された際も「人間関係が心配です。気が重たい」と不安を抱いていた。そんな性格は自分が一番分かっているからこそ、選んだ道に自ら驚いている。

「誰も知らないところに行くとか大嫌いなのに……。自分でもなんで台湾を選んだんだろうと思うところはあります。でも、なぜか不思議とワクワクしているんですよね」

 妻の後押しも大きかった。オファーが来た時から乗り気で「なかなか経験できることじゃないから、思い切って行くのはいいと思うよ」と言葉をかけてもらっていた。当面は家族を日本に残し、単身赴任する予定を立てている。

 台湾南部・高雄市に本拠を置く台鋼は2022年に誕生。今季は2軍に参戦し、元阪神の福永春吾投手もプレーした。日本人スタッフも数人いると聞き、笠原の心は少し軽くなる。「向こうでは助っ人という立場だと思うので、しっかりとやらないといけない。そういうプレッシャーのある場所でやれることをありがたいと思いたいです」。不安を上回る好奇心で、第2のプロ人生を切り開いていく。

(小西亮 / Ryo Konishi)

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