オリ自由契約から2年…異国で“スター選手”に 全体2位で指名の身長2メートル助っ人

元オリックスのスティーブン・モヤ【写真:荒川祐史】
元オリックスのスティーブン・モヤ【写真:荒川祐史】

元中日、オリックスのモヤは中東の新リーグから全体2位でドラフト指名

 中東と南アジアを拠点とするプロ野球リーグ「ベースボール・ユナイテッド」のオールスター戦が、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで行われた。24日の初戦では、元中日、オリックスのスティーブン・モヤ外野手が出場し、二塁打を放つ活躍。犠飛で生還し、リーグの歴史に残る初めてのホームを踏んだ。

 32歳を迎えた今季、野球人生の転機が訪れた。メキシカンリーグでプレーしていたが、10月23日に行われたベースボール・ユナイテッドのドラフト会議でまさかの1巡目(全体2位)で指名。メジャーでスター選手だったロビンソン・カノ、アンドレルトン・シモンズらより上の順位で、大きな期待を寄せられた。

 2008年にタイガースと契約し、2014年にメジャーデビュー。2018年から中日でプレーし、2019年6月にオリックスにトレード移籍した。2021年には自己最多106試合に出場したが、打率.229、13本塁打、OPS.634にとどまって自由契約。身長201センチの体格から豪快なスイングで、NPB通算39本塁打を放っていた。

(Full-Count編集部)

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