岡本和真また不運、3年連続の悲劇 坂本勇人は大差で逃す…ベストナイン漏れた主な選手

巨人・坂本勇人、岡本和真、ヤクルトのドミンゴ・サンタナ(左から)【写真:矢口亨】
巨人・坂本勇人、岡本和真、ヤクルトのドミンゴ・サンタナ(左から)【写真:矢口亨】

坂本は打率.288、22本塁打、OPS.884も…阪神木浪に大差をつけられた

 日本野球機構(NPB)は27日、今季のセ・パ両リーグのベストナインを発表した。その年を彩る選手が選出されたベストナインだが、選ばれた選手もいれば、惜しくも逃した選手も。セ・リーグ本塁打王の岡本和真内野手(巨人)、不振から復活した坂本勇人内野手(巨人)らの受賞はならなかった。

 岡本和は、またしてもベストナインに届かなかった。三塁手部門は首位打者に輝いた宮崎敏郎内野手(DeNA)との争いになってしまい、宮崎が140票、岡本和が131票でわずか9票差で敗れた。得票が三塁、一塁、外野で割れてしまう不運もあり、2冠だった2021年、村上3冠王の昨季に続いて3年連続で逃した。

 また、一時期の不振から復活した坂本には69票しか集まらず、227票の木浪聖也内野手(阪神)に大差をつけられた。今季は116試合に出場して打率.288、22本塁打、OPS.884と好成績を残したが、支持を得られなかった。阪神の38年ぶり日本一に貢献した木浪は、127試合で打率.267、1本塁打、OPS.653だった。

 セの外野手部門の最後の1枠も、激しい争いになった。近本光司外野手(阪神)が298票、西川龍馬外野手(広島)が185票、岡林勇希外野手(中日)が150票で受賞。ドミンゴ・サンタナ外野手(ヤクルト)は133票で、わずか17票届かなかった。現役ドラフトから躍進した細川成也外野手(中日)は5位だった。

(Full-Count編集部)

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