苦しんだ村上宗隆、3冠王から“無冠”で巻き返しへ 4年連続のベストナイン選出逃す
ヤクルトと西武が選出ゼロ、4度受賞の源田も怪我に泣き3位止まり
日本野球機構(NPB)は27日、今季のベストナインを発表した。38年ぶりの日本一に輝いた阪神からは大山悠輔内野手ら3選手が選出、リーグ3連覇を果たしたオリックスは最多の5選手が選ばれた。セ・リーグではヤクルト、パ・リーグでは西武からの選出はゼロとなった。
前年までのリーグ連覇から5位に終わったヤクルト。昨季は3冠王を獲得しMVP(最優秀選手)にも輝いた村上宗隆内野手は三塁手部門の4位(7票)に終わり、2020年からの連続受賞は3年で止まった。ドミンゴ・サンタナ外野手が133票を集め、外野手部門の4位となるも惜しくも受賞はならなかった。過去6度の受賞を誇る山田哲人内野手は1票も得られず。昨季の3人受賞から大きく数字を落とした。
リーグ5位に終わった西武も受賞者はなし。二塁手部門で外崎修汰内野手が2位に食い込むも及ばず。2018年から2021年まで遊撃手部門で4年連続で選出されていた源田壮亮内野手は、負傷離脱もあり今季は100試合の出場にとどまり、同部門で3位(14票)に終わった。
(Full-Count編集部)