大谷翔平は“地の利”を重視か 浮上した新球団…ド軍&ジ軍より優位な「1.139」
米スポーツ局「その球場でどれほど心地よくプレーできるかだ」
注目を集めているエンゼルスからFAとなった大谷翔平投手の去就。米スポーツ局「ESPN」は「MLBでNo.1フリーエージェントの最新の噂」として、大谷が本拠地球場との相性を重視しているとの情報を伝えた。
2017年オフに米国に渡ってきた際には地理的な条件が重要とみられていた。「当時はア・リーグだけが指名打者制を使用していたが、西海岸のチームであるエンゼルスが最終的に獲得した大きな理由は、それ(地理的なこと)だった。しかし今回、球団関係者はもはやそのようなことはないと考えている。少なくとも2017年と同じほど(地理的なことは)重要視してないと」という。
そして大谷の考えに詳しいある人物の話として「それより重要かもしれない要素は球場であり、オオタニがその球場でどれほど心地よくプレーできると感じるているかだ、と話した」と説明した。
「そのため、サンフランシスコ・ジャイアンツのような、打者にとって非常に難しい球場でプレーするチームは、彼を実際に獲得したいかどうかに関係なく、獲得する可能性は低いと考える幹部もいる。オオタニが住む南カリフォルニアから2500マイルも離れた場所でプレーするトロント・ブルージェイズが、有力な候補と見られているのもそのためかもしれない」
ブルージェイズの本拠地ロジャース・センターでは、大谷は58打席と少ないがキャリアOPSは1.139を誇る。「移籍先を考える際には、球場という要素を見落とさないことが大切だ。これらの要素は、球団の地理的位置よりも大きな意味を持つ可能性がある」と同局。実績のある球場は有利に働くのだろうか。
(Full-Count編集部)