トライアウトから2週間で“合格1号” 戦力外の元ドラ1、3人が育成契約…28日の去就

ソフトバンク時代の二保旭(左)とオリックス時代の吉田凌【写真:藤浦一都、荒川祐史】
ソフトバンク時代の二保旭(左)とオリックス時代の吉田凌【写真:藤浦一都、荒川祐史】

ロッテは二保&吉田と育成契約…吉田は12球団合同トライアウトを受験

 ロッテは28日、阪神を戦力外となった二保旭投手、オリックスを戦力外となった吉田凌投手と育成契約を結んだことを発表した。吉田は15日に行われた12球団合同トライアウトに参加しており、2週間で“合格1号”となった。この日は他球団にもさまざまな動きがあった。

 ソフトバンクは今季限りで巨人を戦力外となった鍬原拓也投手を育成で獲得。2017年ドラフト1位の右腕は2度の育成契約→支配下復帰を果たすも、今季はわずか5登板に終わっていた。また2019年ドラフト1位の佐藤直樹外野手と育成選手契約を締結。佐藤は今季、41試合の出場で打率.167に終わり、来季の支配下選手契約を締結しない旨を通告されていた。

 オリックスは富山凌雅投手、椋木蓮投手と育成で再契約。富山は2022年10月に、椋木は同9月にトミー・ジョン(TJ)手術を受けており、ともに支配下復帰を目指す。

 今季西武に加入も1年限りで退団したマーク・ペイトン外野手は、ホワイトソックスとマイナー契約したと米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が報じた。今季は37試合の出場で打率.215、5本塁打、22打点に終わったが、マイナーから2021年以来のメジャー復帰を目指す。

 またヤクルト、巨人でプレーし、現在は巨人の通訳を務めていた金伏ウーゴ氏は自身のX(旧ツイッター)で「今年をもってジャイアンツの通訳を辞め、ブラジルに帰る事になりました」と報告。「15歳で野球留学し、高校甲子園の経験、大学は神宮大会、その後プロ野球選手になって本当に悔いのない人生です。本当に日本に来て良かったと思う。正直離れるのは寂しいですけど、また日本に遊びに来ます、ありがとう」と感謝を述べた。

(Full-Count編集部)

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