前田健太、タイガースと2年36億円で正式契約 24年21億円、25年15億円…球団発表

タイガースと2年契約を結んだ前田健太【写真:ロイター】
タイガースと2年契約を結んだ前田健太【写真:ロイター】

タイガースに日本選手が所属するのは野茂英雄、木田優夫以来24年ぶり3人目

 タイガースは28日(日本時間29日)、ツインズからFAとなっていた前田健太投手と2年総額2400万ドル(約35億5000万円)で契約を結んだと発表した。契約内容は1年目の2024年が1400万ドル(約20億7000万円)、2025年が1000万ドル(約14億8000万円)。また、タイガース財団に2024年に7万ドル(約1040万円)、2025年に5万ドル(約740万円)を寄付する予定だという。

 2021年9月の右肘手術から2年ぶり復帰した今季は21試合登板して6勝8敗、防御率4.23。今季終了後に2015年オフにドジャースと結んだ8年契約が満了し、FAとなっていた。メジャー通算190試合登板で65勝49敗、防御率3.92。

 タイガースは今季ア・リーグ中地区2位。2020年からツインズでプレーしていた右腕は、同地区のライバルチームに移籍することになる。チームの先発投手陣は若く、来年4月に36歳となる右腕にはリーダー的な役割も任されそうだ。タイガースに日本選手が所属するのは野茂英雄、木田優夫以来24年ぶり3人目。

 日米通算162勝。今季のポストシーズンでは中継ぎとして起用されたが、「200勝は難しい数字になっている時代だからこそ達成したい」と先発へのこだわりを持っている。メジャー9年目で3球団。大台到達へフル回転が期待される。

(Full-Count編集部)

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