ヤンキース、山本由伸&天才ソト獲りへ全力か 2人だけで340億円超の大補強へ
NYポストのヘイマン記者「ヤ軍はソトとヤマモトの2人に注目している」
ヤンキースはオリックスからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す山本由伸投手の獲得へ全力を注ぐようだ。ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が11月30日(日本時間1日)に伝えたもので、球界屈指の強打者フアン・ソト外野手とのダブル獲りを目指すという。
山本については2億ドル(約296億3000万円)を超える大争奪戦の様相を呈している。同紙は「ヤンキースは現在、フアン・ソトとヨシノブ・ヤマモトの2人に注目している」とヤンキースのオフの狙いを伝え、「両者とも大きな期待を寄せているが、ヤマモトにはより多くの競争相手がいる」と激しい争奪戦になるとした。同紙はヤンキースの他にメッツを有力候補に挙げ、ドジャース、ジャイアンツ、レッドソックス、フィリーズ、カブス、カージナルス、ダイヤモンドバックス、タイガースが獲得を狙っているとした。
ソトは来季年俸3200万ドル(約47億4000万円)と予想されている。来オフにFAになることに加え、トレードで多くの若手有望株を見返りとして求められることから獲得を目指す球団が少ないと指摘。ヤンキースについては「マイケル・キング、クラーク・シュミット、有望株のドリュー・ソープの3投手については話ができるだろう」と具体的な交換相手を挙げた。
2人だけで2億3200万ドル(約344億円)を使う大補強策。大谷翔平投手(エンゼルスFA)の争奪戦から撤退することが伝えられているヤンキースだが、巻き返しへ打てる手は打っていくつもりのようだ。
(Full-Count編集部)