虎で若手が続々台頭…第2の村上候補は? 2軍は左腕王国、打率3割で勝ち取った“2桁”
村上は今季ブレーク、セ史上初の新人王とMVPの“W受賞”
38年ぶり日本一の立役者、阪神・村上頌樹投手は今季ブレークし、セ史上初となる最優秀新人賞と最優秀選手賞(MVP)を“W受賞”した。阪神の2軍を見てみると、来季、飛躍に期待かかる選手は多い。ここでは“第2の村上”候補を見てみる。
村上は3年目の今季、22試合に登板し、10勝6敗1ホールド、防御率1.75の成績を収めた。前年までは2年連続で2軍の最優秀防御率と最高勝率を獲得。着実に力をつけ、一気に階段を駆け上がった。
左腕では新人、富田蓮投手の活躍がめざましい。三菱自動車からドラフト6位で入団し、1軍では9試合に登板。1勝2敗、防御率4.50だったが、2軍で13試合で4勝2敗、防御率1.87の成績を収めた。また、鈴木勇斗投手も、4勝2敗、防御率2.83の成績。来季は同期入団の桐敷拓馬投手に負けない活躍を見せたいところだ。
岡留英貴投手も今季1軍デビュー。全て中継ぎで8試合に登板し、防御率1.29と圧倒した。2軍でも31試合で防御率1.31。来季は強力救援陣の一角になることに期待がかかる。また、ルーキーの門別啓人投手も高卒1年目ながら1軍で2試合に登板した。
野手では2022年の育成1位、野口恭佑外野手が11月30日に支配下登録を勝ち取った。昨季、2軍では打率.303、6本塁打、18打点。来季はシェルドン・ノイジーも残留が決定。森下翔太、近本光司らがいるが、熾烈な外野手争いに食い込みたい。
(Full-Count編集部)