元盗塁王は減額制限超44%ダウン、広島左腕は大台突破 平良は2.5億円…1日の契約更改

西武・金子侑司(左)と広島・床田寛樹【写真:小林靖】
西武・金子侑司(左)と広島・床田寛樹【写真:小林靖】

西武は金子と岡田が減額制限超えるダウンでサイン

 12月に入り、初日から各球団主力選手も続々、契約更改が行われた。大幅昇給を勝ち取った一方で、減額制限を超える選手も。西武・金子侑司外野手は1億2600万円から5600万円ダウンとなる7000万円でサインした。(金額はすべて推定)

 金子は4年契約最終年の今季、47試合出場、打率.179、0本塁打、2打点、1盗塁に終わっていた。野球協定の減額制限は年俸1億円を超える選手は40%(1億円以下はだが、それを上回る44.4%のダウン。「上限を超えて下がりました。今年は何もできなかったのでしょうがない」と振り返った。

 同じく西武では岡田雅利捕手も制限超えの66%減でサイン。3000万円から1000万円となった。2021年オフに年俸変動制の3年契約を結んで、今季は左膝の手術で1軍出場なしに終わっていた。また、平良は先発転向1年目の今季11勝を挙げ、1億7000万円から8000万円増の2億5000万円でサイン。「妥当かなと思います」と納得した。

 広島では床田寛樹投手が5000万円から倍増の1億円でサイン。「思ったより(増額が)多くてびっくりした」と笑顔を見せた。今季は24試合に登板して11勝7敗、防御率2.19。7年目にして初の2桁勝利と規定投球回を達成した。

 他にも中日では岡林勇希外野手が3300万円アップの7300万円でサイン。今季はフルイニング出場を果たし、ベストナインとゴールデン・グラブ賞を獲得した。オフには野球日本代表「侍ジャパン」にも選出されていた。

(Full-Count編集部)

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