西武・高橋光成、8500万円増の2.6億円でサイン メジャー挑戦は「気持ち伝えた」
チーム最多タイの23試合に先発、3年連続2桁勝利もマーク
西武・高橋光成投手が5日、埼玉・所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、8500万円増の年俸2億6500万円でサインした。「ほとんどカード頭で、先発として怪我なく投げられたのを評価してもらいました」と笑顔を見せた。(金額は推定)
今季は3年連続で開幕投手を任され、平良と並ぶチーム最多の23試合に先発し、3年連続2桁勝利となる10勝(8敗)をマーク。リーグトップの4完投など投球回はチーム最多の155イニングだった。昨年オフの契約更改の席で、将来的なポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を球団側に要望していたが、渡辺GMから「優勝するためにチームに必要な戦力」などと伝えられ、メジャーへの思いは一時“封印”していた。
今オフにも渡辺GMが「チームにとっていてくれないと困る。行かせてあげたい親心もあるけど、チームとしてはそうもいかない」と語っていた。
改めてメジャーへの思いを問われた高橋は「昨年も言いましたけど、将来プレーしたい気持ちは伝えさせてもらいました。やっぱり来年1年間が勝負。全ての成績でキャリアハイを出して、今は何としても優勝したい」と語った。
(湯浅大 / Dai Yuasa)