大谷翔平の残留を願うあまり“珍現象” エ軍GMが異例の告白「アイ・ラブ・イッペイ」
水原通訳へ「イッペイは最高だ。私から言えることはそれだけだ」
エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは4日(日本時間5日)、大谷翔平投手の水原一平通訳の“残留”を熱望した。ウインターミーティングが行われているテネシー州ナッシュビルで日米報道陣の取材に応じ、「イッペイは最高だ。私から言えることはそれだけだ。アイ・ラブ・イッペイ」と“変わらぬ愛”を口にした。
大谷争奪戦は水面下で行われ、地元の番記者も大谷の動向をつかめず。報道陣は「イッペイはどうしていますか?」「最後にイッペイを見かけたのは?」とジョーク交じりに大谷相棒の動向をつかもうとしたが、ミナシアンGMはなんとか質問をかわそうと必死だった。
「(最後に会ったのは)夢の中で? あ、実際にね。シーズンの最後だね。詳細は話さないよ。でも今思い出している」。ミナシアンGMが本当に“夢の中”で見ていたのなら……。相当な思い入れだ。
この日、報道陣から「来季も6人ローテーションを継続しますか? それとも5人に移行しますか?」など大谷に関連するような質問がぶつけられたが、ミナシアンGMは「一番いい回答の仕方は、私たちは今日その質問に答えなくてもいいということだ。今日シーズンが開幕するというわけではない」と、かわし続けた。大谷の残留を心底願っている。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)