後半戦に激変…巨人にまた“最強助っ人” 12球団随一の「4.1」、1年目で見せた衝撃無双
巨人グリフィンは8月以降、5登板で防御率0.56
巨人の助っ人左腕、フォスター・グリフィン投手は来日1年目の今季、20登板で6勝5敗、防御率2.75をマークした。特に8月以降は無双投球を披露。来季への期待が広がる。
28歳左腕は20先発で121回を投げ、QS率は65%、被打率.227、被本塁打8本だった。1イニングに出した走者の数を表す「WHIP」も1.07と安定した投球を披露した。とりわけ出色だったのが8月以降の投球だった。
5登板で32回を投げて18安打、30奪三振、7四球、自責2で防御率0.56。WHIP0.78、被打率.162、被本塁打0と圧倒的な数字が並ぶ。
セイバーメトリクスの指標などで分析する株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、打撃や走塁、守備、投球を総合的に評価して貢献度を表す指標「WAR」で、今季12球団助っ人の中で最高の4.1を記録した。
巨人の助っ人は昨年もCC・メルセデス投手(現ロッテ)が2.9だった。良質な助っ人を輩出している巨人。4年ぶりV奪回へ、今季後半に進化を遂げたグリフィンは大きな力になりそうだ。
(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。