大谷翔平は「質問を用意してきた」 ド軍監督が“思い”代弁…明かした交渉内容
ロバーツ監督が明かした面談の内容…大谷は「質問を用意してきた」
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は5日(日本時間6日)、米テネシー州ナッシュビルで行われたウインターミーティングで公式会見に臨み、大谷翔平投手(エンゼルスFA)と数日前にドジャースタジアムで面談したことを明かした。「口説くというより、彼ともっと親しくなろうと」と、内容についても言及した。
ロバーツ監督は「私達にとって、明らかにショウヘイが最優先事項だ」と獲得の重要性を強調。面談にはドジャースの選手らは参加せず、関係者のみで、2時間から3時間ほど行われた。会話については「口説くというより、彼ともっと親しくなろうと。彼もイメージがクリアになるように、私達に質問を用意してきた。でも彼はMLBで6年プレーしているので、既にドジャースはどういうチームかよく分かっていた。なので、彼に会えたということが、私達にとって光栄なことだった」と明かし、「上手くいったと思う」と手応え感じたようだ。
ドジャースは、大谷が米挑戦を目指した2017年オフにも面談を行っていた。「2017年はどちらかというと、全体を見渡すような会話だった。この国、街、球団のこと、そして役割など、彼が知らなかったことを売りに交渉した」と振り返る。あれから6年、大谷はエンゼルスで二刀流で一躍スターとなった。「この状況で、彼の代弁をする訳ではないけど、チームという観点で見れば、彼の希望は(当時と比べて)より絞られている」と語った。
自信について問われると「いい感じだと思う。でも彼は自分の考えを持っている人だから、そのことを私達はリスペクトしたいね」と、決断を尊重すると明かした。
(Full-Count編集部)