山本由伸、12日にヤンキースと会談へ 294億円争奪戦…メッツオーナーは先週来日で対面
モロシ記者「ヤンキースは有力候補のうちの1球団と考えられている」
オリックスからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す山本由伸投手が、11日(日本時間12日)に米国でヤンキースと面談することが予想されていると、MLBネットワークのジョン・モロシ記者が伝えた。
モロシ記者は関係者の話として「ヤマモトは米国で月曜日にヤンキースと会うことが予想されている。ヤンキースはレッドソックスやジャイアンツ、ドジャース、カブスとともに有力候補のうちの1球団と考えられている」と推測した。
また、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のメッツ番ウィル・サモン記者によれば「先週メッツのコーエンオーナーは日本に行き、ヤマモトと対面した」という。地元放送局「SNY」のメッツ番アンディ・マルティーノ記者も日本の高級レストランで会ったことや、コーエン氏が山本の家族とも会ったことを報じ「まだ(山本由伸獲りについては)競争が残っているが、メッツは全力を尽くしている」と現状を説明した。
地元紙「ニューヨーク・ポスト」のメッツ番マイク・プーマ記者は「デビッド・スターンズ編成本部長はヤマモトをリクルートするために、先週コーエン氏が日本に行った際に同伴した」。2億ドル(約294億円)を超えるとされる争奪戦の行方は、大谷翔平投手に負けじと注目を集めている。