大谷翔平が移籍→グッズ早くも6倍爆売れ スポーツ店冷や汗「ドジャースで助かった」
大谷翔平の移籍にファンがMLBグッズショップに押し寄せた
エンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、ドジャースとの契約に合意したことを発表した。世界を駆け巡ったビッグニュースは、各方面に反響が拡大。東京・新宿でMLBグッズを多く取り扱うショップ「セレクション」では、早くも客足に変化が起きていた。
JR新宿駅から徒歩10分ほどの距離にある店舗には、午後1時の開店前から20人以上が行列を作った。グッズを求める客のほか、テレビも取材に訪れる熱気に、男性店員は「WBCの時くらいですね」と、驚きを隠せない。
日本時間の午前5時過ぎに移籍決定の第一報が流れ、店舗では急遽ドジャース特設コーナーの設置にとりかかった。開店に間に合わせるため「寝ずに準備しました」とドタバタな半日振り返る。オープンと同時に流れ込んだ客の波は、特設コーナーへ一直線。大谷グッズとドジャースグッズを手に取り、レジにも列ができた。
移籍先の候補にはドジャースのほか、ジャイアンツやブルージェイズの名前も最後まで上がっていた。しかし店側としては少しの不安もあった。「正直、ドジャースでよかったです。ブルージェイズとかに比べて普段から品数はあるので……」とポツリ。人気、実力ともに高い名門球団への移籍に胸をなでおろした。
売り上げは店舗だけではなく、ウェブサイトの売上も爆発的に伸びているようで、「普段の5~6倍の注文スピードです」と笑顔。さらにこれから、大谷のドジャースグッズが発売されるとなれば、こちらも「大谷さんなので、5~6倍はマストで取り寄せないと」とすでに想定している。二刀流の決断は、生活の様々な面に話題を振りまき続ける。