日本ハム、俊足外野手の獲得発表 今季3Aで44盗塁…新庄監督「打順1番や2番争う存在に」
「日本の文化に触れながら野球ができることをうれしく思います」
日本ハムは14日、前ツインズのアンドリュー・スティーブンソン外野手の獲得を正式発表した。左投げ左打ちの29歳。今季はツインズで25試合に出場して打率.189、4盗塁だった。
2015年ドラフト2巡目(全体58位)でナショナルズから指名され、2017年にメジャーデビュー。メジャー通算では273試合で打率.243、8本塁打、50打点、9盗塁で、2020年にはデグロムからマルチ本塁打を放った。
今季3Aでは106試合で打率.317、16本塁打、57打点、44盗塁。マイナーでは通算713試合で.289、53本塁打、306打点、183盗塁をマークしている。
ツインズの地元メディア「SKOR North – Minnesota Sports」のダレン・ウォルフソン氏によると、契約は1年85万ドル(約1億2000万円)で、2025年は球団オプションが付き、最大2年240万ドル(約3億4000万円)となる。
○スティーブンソン
「このたび、北海道日本ハムファイターズでプレーできる機会を頂き、光栄に感じています。また、日本の文化に触れながら野球ができることをうれしく思います。1日でも早くファイターズファンの皆さんにお会いしたいですし、エスコンフィールドHOKKAIDOという素晴らしい球場でプレーすることを心から楽しみにしています。自分のできる全てを出し切り、チームのリーグ優勝、そして日本一に貢献できるよう、全力を尽くします」
○新庄剛志監督
「脚力があって、センターを守ることができて、それでいて一発もあるというのは本当に魅力的だね。ファイターズの外野陣にもいい刺激になるんじゃないかな。小技と力技を兼ね備えている選手って、あんまりいないでしょ。打順でいくと1番や2番を争う存在になってほしい。肩はあまり強くないけど、あの守備範囲があれば問題なし。楽しみな選手がまた一人、加わってくれました」
(Full-Count編集部)