楽天が「ハラスメント再発防止策」制定 安樂問題受け…年2回の面談や研修・調査実施
球団が発表…コンプライアンス経営を強化
楽天は15日、ハラスメントの根絶を目指すため「東北楽天ゴールデンイーグルス ハラスメント再発防止策」を制定したと発表した。球団内では、安樂智大投手のハラスメント問題が発覚していた。
同施策は、チーム内の組織的又は個人的なハラスメント行為を未然に防止するとともに、万が一当該行為が行われた場合の早期発見及び是正を図り、コンプライアンス経営を強化することを目的として制定された。
チーム全員に年2回の定期的な面談、年1回のアンケート調査とハラスメント研修をおこなう。また、ハラスメント行為が生じ、又は生じるおそれがあることを認知した場合に通報・相談ができる「ハラスメント相談窓口」を設置する(11月29日に設置済み)。
今回の問題を巡っては、複数の選手が安樂のハラスメント行為を球団に訴えたとされており、1日にNPBから公示された各球団の契約保留者名簿に安樂は記載されずに自由契約となっていた。
(Full-Count編集部)