大谷翔平の“トロント入り報道”は「最も軽率」 代理人が苦言「本当に気の毒に思った」
ド軍入り発表前には一部メディアでトロント入りが報じられるなど情報錯綜
大谷翔平投手は10年契約でドジャースに移籍したが、発表前には去就を巡って多くの噂が飛び交った。中でも一部メディアでトロント行きのチャーター機に乗りブルージェイズ入り寸前と報じられたことは大騒動となった。これに代理人を務めるネズ・バレロ氏が“同情”した。
米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が、バレロ氏のコメントを紹介。「カナダのことを本当に気の毒に思った。ブルージェイズの組織にも、本当に、本当に気の毒に思ったよ。彼らは本当にいい人たち。苦痛に耐えることを強いられたが、それは正しいことではなかった。そういう経験を強いられた全員を気の毒に思った。なぜなら、獲得したと思いきや違うことが判明し、感情の起伏が激しい経験だったことだろう。私がこの世界で経験した中で、最も軽率な報道だった」と苦言を呈した。
またバレロ氏は総額7億ドル(約1015億円)のうちほとんどを“後払い”とした契約形態について「私が今までの人生で見た中で、最も利他的な素晴らしい行為。彼は称賛されるべきだ。自身の年俸のせいでチームが取る動きの邪魔をしたくなかった。だから考え得る最も利他的なアプローチをとり、後払いを選んだ」と説明した。
(Full-Count編集部)