160キロ左腕に待望の大砲候補 新助っ人4人は12球団最多…広島が続ける積極補強

広島・新井貴浩監督【写真:荒川祐史】
広島・新井貴浩監督【写真:荒川祐史】

現役ドラフトでは楽天から内間拓馬を獲得した

 広島は新井貴浩監督が就任した今季、5年ぶりのAクラスとなる2位と躍進を遂げた。来季こそ2018年以来6年ぶりとなる優勝へ、今オフはすでに12球団で最も多い4人の新外国人選手の獲得を発表するなど積極的な補強を続けている。

 メジャー通算101登板のテイラー・ハーン投手は、198センチの長身から最速160キロの速球を操る。今季はブレーブスとロイヤルズの2球団に所属した。今季、ブルージェイズとパイレーツでプレーしたトーマス・ハッチ投手はメジャー通算39試合で4勝4敗、防御率4.96だった。

 マット・レイノルズ内野手は2016年にヤンキースでメジャーデビュー。メジャー通算225試合で打率.229、7本塁打、42打点で、マイナーでは通算926試合で打率.277、74本塁打、440打点と実績豊富な32歳だ。ジェイク・シャイナー内野手はメジャー経験はないが、マイナーでは通算659試合に出場して102本塁打を放っている。

 現役ドラフトでは楽天から内間拓馬投手を獲得。2020年ドラフト4位で入団し、ここまで1軍では12試合の登板にとどまっているが、新天地で花を咲かせたい。またドラフト会議では支配下5人中4人が大卒選手と即戦力を中心に指名した。楽天との競合の末に1位指名した常廣羽也斗投手(青学大)らルーキーイヤーからの活躍が期待される。

(Full-Count編集部)

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