“総倒れ”だった泣き所解消へ…巨人から大砲獲得 戦力外の元ドラ1は再出発、鷹の補強
巨人からウォーカーが加入、元ドラ1鍬原を育成で獲得
ソフトバンクは今季71勝69敗3分けで3位。オリックスに3連覇を許した。今オフは西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使した山川穂高内野手の獲得を目指す一方、巨人から助っ人外野手をトレードで獲得するなど、4年ぶりV奪回へ補強を進めている。
現役ドラフトでは日本ハムから左腕・長谷川威展投手を獲得した。2年目の今季は9登板で防御率1.08。2軍では34登板で8勝無敗、防御率3.00で最多勝に輝いた。嘉弥真新也投手(ヤクルト)が退団したこともあり、左の中継ぎとして期待される。
育成では巨人を戦力外になった鍬原拓也投手を獲得した。中大から2017年ドラフト1位で入団し、昨季は49登板で13ホールドを挙げた。怪我の影響で2度育成を経験。3度目の育成から這い上がれるか。
そして、巨人との交換トレードで高橋礼、泉圭輔両投手を放出し、アダム・ウォーカー外野手を獲得した。来日1年目の昨季は23本塁打を放った長距離砲だ。今季の助っ人野手の本塁打はウイリアンス・アストゥディーヨ内野手の1本のみだった。
また、ドミニカ共和国出身の16歳、デービッド・アルモンテ内野手と育成契約を結んだ。来季に向け、今後の補強も注目される。
(Full-Count編集部)