イチロー氏「休みの過ごし方が一番の課題」 明かした日課…「ユンケル」は29年間
宮古高を指導「努力してるかどうかは第三者が決めること」
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が、プロ入り3年目の1994年から毎日継続していることを明かした。16日から2日間にわたって沖縄・宮古高を指導。高校生の質問に答える形で「ずっと続けているのはユンケル」と回答した。
伊良部多目的屋内運動場行われた2日目の練習で、部員のウォーミングアップ中にマネジャーが質問攻め。「毎日続けていること」を聞かれユンケルと回答した。210安打を放ち、一躍ブレークした1994年から始めて29年間、今でも飲み続けている。「練習前にユンケルを飲んでいた。今は朝起きて、顔洗って、歯を磨いてからするのはユンケル。変わらないのはそれだね」と明かした。
トレーニングも毎日続けていたという。「ナイターゲームから帰ってきて、トレーニングしてご飯食べて、トレーニングして。しょっちゅうトレーニングしていました。僕は少しの変化でも体が敏感。休みの日が苦手だった。1日休むだけであれっ、となってしまう」と振り返った。遠征では部屋にバットを持ち込んだ。「休みの日の過ごし方が僕の一番の課題だね」と回答した。
その後、マネジャーを鼓舞。「マネジャー目線で彼らがどう変わっていくかが大事。僕がいなくなると意識が薄れていく。きのう、きょうと雰囲気が違うでしょ。意識が薄れていったら伝えてほしい」と、継続の大切さを伝えた。
(Full-Count編集部)