大谷翔平だからできた後払い 代理人が強調する“唯一無二”「今後も見ないだろう」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

バレロ代理人「広告収入があるからこういう契約を結ぶことが可能だ」

 ドジャースに移籍した大谷翔平投手の代理人を務めるネズ・バレロ氏が17日(日本時間18日)、MLBネットワークのラジオ番組「SiriusXM」に出演して、大谷の“後払い”契約について語った。

 大谷は10年総額7億ドル(約1050億円)のうち、ほとんどを後払いにしたとされており、実質の年俸は200万ドル(約2億9000万円)で来季から2033年まで臨むとされている。

 バレロ氏は「これほど極端な後払い契約は球界で見たことないし、おそらく今後も見ないだろう。ショウヘイは唯一無二の状況にいる。なぜなら、広告収入があるからこういう契約を結ぶことが可能だ。ぜいたく税の観点から見て、チームに競争力を持たせ続けることは、彼にとってとても大事なことだった」と説明する。

 さらに「誰がこんなことをするんだ? 彼しかいない。キャリアの次章で本当に優勝をしたいし、(自分のせいで)チームがトレード期限で選手を獲得できないという状況を作り出したくないと思っている」「我々は、これが正しいアプローチだと思っている。(極端な後払いを結んだことによって)将来契約を結ぶ選手にとって、これが先行的なものになるとは思わない。フィールド外で彼と同じ財政状況の選手は誰もいないからだ」と悪影響を及ぼす可能性を完全否定した。

(Full-Count編集部)

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