大谷翔平が感じた“特別な瞬間” 盟友と激突も「僕のゲーム」…確信した頂点
WBCの決勝・米国戦では9回のマウンドに上がり世界一を達成した
ドジャースに10年契約で移籍した大谷翔平投手の最も熱くなれる瞬間とは――。人材サービス事業などを展開する「ディップ株式会社」のブランドアンバサダーに就任し、同社のYouTubeチャンネルに登場。冨田英揮代表取締役兼CEOと“フィロソフィートーク”を展開した。
「一番、やっぱりWBCの最後は感慨深いものがあったというか」と大谷。「シチュエーションも含めて、最後の最後でまずは自分を送り出してもらった監督、信頼してもらって期待に応えたいというのもそうですし、相手がアメリカだっていうのもあるし、自分のチームメートが主力選手。全てがいいタイミングで合わさって、自分の中では特別な瞬間だったなと思いますね」と振り返った。
今春のWBC決勝・米国戦。1点リードの最終回に守護神としてマウンドに上がった大谷は、先頭に四球を与えるも併殺で切り抜け、最後はエンゼルスで同僚だったマイク・トラウト外野手から三振を奪って世界一を勝ち取った。
冨田CEOから「自分は持ってる?」と聞かれると「いやー」と苦笑い。「正直、フォアボールを出した時点でちょっと危ないかなって思ったんですけど、ゲッツーを取った時点でもう、僕のゲームだというか、そこで流れは決まっていたのかなと、正直。あそこでゲッツーのボールをしっかりゲッツーに取ってくれたというのが、自分の中で一つ大きなことだったのかなと思いますし、そこでトラウト選手が歩いていくのも見えましたけど、これはもらったなという感じは僕の中ではあったので、そこのゲッツーが大きかったですね」と振り返った。
(Full-Count編集部)