オリ宮城、“由伸超え”1.6億円で更改 米挑戦の先輩にジョーク「残留と言っていた」

契約更改交渉に臨んだオリックス・宮城大弥【写真:北野正樹】
契約更改交渉に臨んだオリックス・宮城大弥【写真:北野正樹】

宮城大弥、山本由伸に「待っています(笑)」

 年俸倍増で爆笑会見……? オリックスの宮城大弥投手が19日、大阪・舞洲の球団施設で行われた契約更改交渉で、今季年俸8000万円から倍増となる1億6000万円でサインした(金額は推定)。ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指す山本由伸投手が高卒5年目で1億5000万円だったことに対して「ちょっと上です」と丁寧に説明した。

 山本とは最近、通話したと言い「電話で残留と言っていたので、残留を信じています。待っています(笑)」と会見場を和やかなムードに包んだ。

 エースが抜ける可能性が高いが「(自分は)まだまだエースと言われる存在感がない。切磋琢磨して頑張っていきたい」と力を込めた。さらに「エースがいなくなる分、僕ら投手陣はチャンス。必死に(ポジションを)取りに行きたい」と意気込んだ。

 エースの称号については「裏で呼ばれたい(笑)。引退したくらいに呼ばれたいですよね。50~60歳ぐらいの時に。現役中は必死なので……」と頭をかいた。山本が移籍した場合、「18番」が“空席”になるが「耐えきれないです……」と変更はしない方向。「(年俸を)もらっている分、恩返しができたらなと思います」と4連覇&日本一奪回を誓った。

(真柴健 / Ken Mashiba)

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