鷹、異例の4人保留も「ウエルカム」 GMが感じる“差”「しないでとも言っていない」
三森大貴がサインを保留…今季推定年俸は4500万円「何回でも話をする」
ソフトバンクは20日、3選手の契約更改を終えた。今季の推定年俸4500万円だった三森大貴内野手が保留。今オフの契約交渉では4人目の保留となった。交渉に同席した三笠杉彦GMは「大事な話ですので、僕は全然保留してもらっても。『保留しないで』とも言っていないですし、よく考えて決めてもらえれば」と話した。
三森は今季102試合に出場して打率.260、5本塁打、21打点、14盗塁。安打数は2022年の101本から、77本となった。開幕1軍を逃したものの6月、7月の月間打率は3割を超えるなど、一定の成績も残していた。
三笠GMは「規定打席だったりとか、そこには届かないけど試合に出て頑張ってもらった選手が(三森以外にも)結構多い。ご自身が『頑張った』というところと、球団の査定システムに基づく提示に、イメージに差があって、いつもより(保留が)多くなっているのかなと」と言及した。
今オフは日本ハムに現役ドラフトで移籍した水谷瞬外野手、谷川原健太捕手、柳町達外野手に続いて4人目の保留となった。三笠GMは「何回でもお話するというのは球団としてもウエルカム」と話した。柳町とは21日に2度目の交渉を行う予定。
(竹村岳 / Gaku Takemura)