鷹・柳町達が訴えた本拠地の“環境改善” 意見続々…球団に求めた「仮眠室の導入」
選手たちはロッカールームのリクライニングチェアで仮眠をとっている
ソフトバンクの柳町達外野手が21日、PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季から500万円アップとなる年俸3400万円(金額は推定)で契約を更改した。交渉の席では球団に「仮眠室の導入」を要望したことを明かした。
プロ4年目の今季は自身最多となる116試合に出場。打率.257、0本塁打34打点の成績を残した。近藤健介外野手が加入して競争が激化する中でキャリアハイの試合出場を果たし「1軍で試合に出られたっていうところと、怪我がなく離脱なく1年間を終えたっていうのはすごい良かったところと思います」と振り返った。
そんなシーズンを戦う中で気になっていたのが睡眠環境だ。ホームゲームで試合前練習を終えると、試合開始までは2時間以上、時間が空く。食事を摂ると選手たちは思い思いに時間を過ごし、仮眠をとる選手も多い。現在はロッカールームのリクライニングチェアをリクライニングさせて寝ているが、より良い休息が取れるようにという要望だった。
「シーズンは長いので、ちゃんとした場所があったらもっとスッキリできるかな、と要望しました」と柳町は言う。前日には東浜巨投手も睡眠の重要性を訴えていた。アスリートにとって休息も大事な要素。柳町も同様の思いから、球団に要望をぶつけた格好だ。
4年ぶりのリーグ優勝を目指すことになる来季。戦力の補強だけでなく、こうした選手のコンディションを向上させるような“補強”も、いまのチームには求められているのかもしれない。
(Full-Count編集部)