元阪神アルカンタラ、総額2.2億円で韓国残留 NPBでは苦戦も…13勝&159奪三振と復活

元阪神のラウル・アルカンタラ【写真:荒川祐史】
元阪神のラウル・アルカンタラ【写真:荒川祐史】

今季は斗山で13勝8敗、防御率2.66の好成績を残していた

 韓国プロ野球の斗山は21日、元阪神のラウル・アルカンタラ投手と再契約したと発表した。今季は30試合に登板し、13勝8敗、防御率2.66の好成績を残していた。契約金50万ドル(約7200万円)、年俸80万ドル(約1億1500万円)、出来高20万ドル(約2900万円)の総額150万ドル(2億1600万円)となった。

 アルカンタラは2019年にKTで韓国プロ野球デビュー。2020年に移籍した斗山で20勝2敗、防御率2.53という好成績を残した。2021年からは阪神に移籍。2年間で63試合に登板して4勝6敗、1セーブ23ホールド、防御率3.96で2022年オフに退団していた。

 2023年に韓国復帰。阪神では推定2年総額400万ドル(約5億7300万円)という高額年俸をもらっていたが、今季は90万ドル(約1億2900万円)と半分以下になっていた。それでもそれぞれリーグ3位の13勝、159奪三振を記録し、再契約を勝ち取った。

(Full-Count編集部)

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