大谷翔平に手を出さず“終了” 才能を大絶賛も…最強軍団のトップが明かす静観の理由

ドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】
ドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

アンソポロスGMは同地区球団の動きを警戒

 大谷翔平投手が10年7億ドル(約996億円)でドジャース入りした。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のジェフ・ショルツ記者が21日(日本時間22日)、今季メジャートップの104勝を記録したブレーブスのアレックス・アンソポロスGMが大谷翔平獲得を見送った理由を明かした。

 なぜ大谷を獲得しなかったかと聞かれたアンソポロスGMは「彼は素晴らしい選手で、ドジャースも素晴らしい球団だ。よくこの質問をされる。球団にとって最善の選択をしなければいけないし、他のチームの動向もみないといけない。しかしながら、私たちは同地区の4チームの動向に対して(動きを)合わせていく」と説明した。

「現在の価値を考えると(契約は)人々が予想した範囲内に収まっている。彼は二刀流の選手で、ぼぼ間違いなく歴代最高レベルの選手だし、彼は最大の契約を得るべきだから、この契約について強い意見はない」としたアンソポロスGMは「でも、ぜいたく税の壁がある。私たちの総年俸は(MLBで)トップ10に入る。高年俸を貰っている選手が何人かいる」。ライバルチームの動きとチーム事情を見極めた結果、ブレーブス・大谷翔平は実現しなかった。

(Full-Count編集部)

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