山本由伸争奪戦にヤ軍OB松井秀喜氏が“出馬” ビデオメッセージ、背番号「18」も進呈
ド軍は356億円超の契約を検討、クリスマス前に決着も
オリックスからメジャー移籍を目指す山本由伸投手の争奪戦で、ヤンキースOBの松井秀喜氏が“出馬”した。ヤンキースのアーロン・ブーン監督は21日(日本時間22日)に地元メディアの取材に応じ、松井氏のビデオメッセージとサイン入りユニホームを右腕へ贈ったという。また、背番号「18」のユニホームも進呈。MLB公式サイトのブライアン・ホック記者らが伝えた。
3億ドル(約427億円)規模の大型契約が見込まれている山本争奪戦ではヤンキースをはじめ、メッツ、ドジャースなどが参戦。ヤンキースは17日(同18日)に2度目の面談したことが伝えられている。面談では山本もヤンキース側へ質問。その1つがヤンキースと他球団とのライバル関係についてで、プレーオフやレッドソックス、アストロズ戦でのヤンキースタジアムの雰囲気について話したという。
これまで投手の3億ドル超の大型契約では、今オフに10年7億ドル(約996億円)でドジャース入りした大谷翔平、2019年にヤンキースと9年3億2400万ドル(約460億8600万円)で契約したゲリット・コールがいる。投手歴代トップ3の大型契約をつかむ可能性はある。
大谷投手が所属するドジャースは2億5000万ドル(約356億円)超の契約を検討していると報じられている。クリスマス休暇前の今週中にも決着する可能性がある。