NYメディアも無視できない大谷翔平 米全土に話題…オフなのに異質の存在感「試合を独占」

NFLの試合に登場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
NFLの試合に登場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

「NYポスト」紙が、LAで大谷がNFLの試合を観戦したことを詳報

 エンゼルスからFAになり、メジャー史上最高額の10年総額7億ドル(約996億円)でドジャースと契約した大谷翔平投手。名実ともに球界ナンバーワン選手として君臨する二刀流の一挙手一投足を、ニューヨークメディアが注目している。21日(日本時間22日)にNFLの試合を観戦したことを詳しく伝えている。

「ニューヨーク・ポスト」は大谷がこの日、ロサンゼルスで行われたNFLのラムズ-セインツ戦を観戦したことを「ショウヘイ・オオタニがヨシノブ・ヤマモト抜きでラムズの試合を独占」の見出しで伝えた。記事は、この日ドジャース入りが報じられた山本由伸投手はいなかったものの、「ドジャースの新スターであるショウヘイ・オオタニは登場した」と解説。「サーズデー・ナイト・フットボールはショータイムだった」と評した。

 さらに記事は「センセーションを巻き起こした二刀流は、試合前のフィールドに登場した。2023年のア・リーグMVPは試合前の練習中に、オオタニ仕様にカスタマイズされたラムズの背番号17のユニホームをプレゼントされた。(大谷が)フットボールを持った時は、投げるふりを見せた」と説明。大谷がラムズのマスコット「ランページ」とも交流し、ランページがラムズのユニホームを持つオオタニの写真をSNSに投稿したことも伝えている。

 他にも大谷がフィールドにサプライズ登場した瞬間にサイドライン上でカメラマンに取り囲まれたこと、ラムズのレシーバー、ベン・スコヴロネクが大谷に駆け寄って挨拶し、握手をしたことも伝えた。去就報道などは別とし、ニューヨークメディアが地域の話題を取り上げるのは稀。大谷の存在が米全土にとどろいている証拠ともいえる現象だ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY