契約延長の決め手は大谷翔平 「自分も行きたい」ド軍加入右腕が望んだ“共闘”
レイズからトレード加入し、ド軍と5年195億円契約を結んだグラスノー
ドジャースにトレード移籍したタイラー・グラスノー投手が、新たに5年総額1億3650万ドル(約195億円)を結んだ理由に、大谷翔平投手の存在を挙げた。「間違いなくそれは大きな要因の1つだった」と語っている。
グラスノーは今季、レイズで21登板で10勝7敗、防御率3.53をマーク。2対2の交換トレードで移籍し、ドジャースと新たに契約した。交渉の際には大谷から「あなたのために本塁打を打ちたい」と勧誘のビデオメッセージを贈られたことが明らかになっている。
米メディア「ドジャース・ネーション」に出演した30歳右腕は、司会を務めるダグ・マッケイン氏に「彼(大谷)が契約したことが自身の長期契約に影響しましたか?」と問われ、肯定。「間違いなくそれは大きな要因の1つだった。おそらく歴代で最高の選手と一緒にプレーできる機会なんだ。対戦したので、彼は素晴らしい選手だと知っていた」と語った。
さらに「地元のチームでプレーできることは大きかったけど、彼が契約したので自分もドジャースに行きたいってなった。トレードだったので自分ではあまり決められないことだったが、契約延長は私がコントロールできた部分だ。サインしようじゃないかっていう感じだった」と述べた。
グラスノーの“大谷賛歌”続き「大谷は信じられない(選手だよ)。リトルリーグに二刀流の選手はいるけど、MLBではいない。彼はユニコーンの才能を持った選手だ」とも。同じユニホームを着て戦える喜びを表していた。
(Full-Count編集部)