パドレス入り松井裕樹は「抑えの機会あるかも」 米記者分析、元虎助っ人とのリレーも
モロシ記者「安心して5年契約したこと自体が大きな意味を持つ」
楽天から海外フリーエージェント(FA)権を行使した松井裕樹投手は、パドレス入りすることが決まった。NPBでの10年間で通算236セーブを挙げている左腕の起用法について、米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「High Heat」に出演した同局のジョン・モロシ記者が推察した。
「パドレスが安心して彼と5年契約したこと自体が大きな意味を持つ」という同記者は「マツイを9回にロベルト・スアレスと組ませるかもしれない。今季は、打者とのマッチアップによっては抑えの機会も少しあるかもしれないしスアレスの前に投げるセットアップもあるかもしれない」と説明。ダルビッシュ有投手だけでなく、ソフトバンクと阪神に所属したスアレスとの“NPBリレー”も実現しそうだ。
またモロシ記者は「パドレスはソトのトレードでブルペンを何人か補強した。ブルペンの層が非常に厚くなった」「(パドレスは)ドジャースがいて非常に競争が激しいナ・リーグ西地区に所属するが、ブルペンを補強したこととマチャド、タティス、ボガーツらが健康で復調できればプレーオフ返り咲きへの道が見つかるとチームは思っている」とも。2022年にプレーオフに進出するもナ・リーグ優勝決定シリーズでフィリーズに敗れたチームは、救援陣強化で“壁”を乗り越えたい。
(Full-Count編集部)