ノーノー右腕の日本残留は「驚きではない」 助っ人にとって魅力的…NPBの“待遇”
楽天は今季まで日本ハムでプレーしたポンセを獲得した
楽天は、今季まで日本ハムでプレーしたコディ・ポンセ投手を獲得した。米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は、日本でプレーすることの“利点”を説明した。
ポンセは来日1年目だった2022年8月27日のソフトバンク戦でプロ野球史上87人目、98度目となるノーヒットノーランを達成していた。2年間で計24試合に登板して7勝10敗、防御率3.47という成績だ。
同サイトは「2023年シーズンは怪我で1か月ほど欠場したものの、この2年間でポンセは堅実な防御率をマーク。空振りを取るよりもピンポイントの制球力と強打されないことでアウトを生み出す」と評価する。
2015年ブルワーズのドラフト2巡指名、ブルワーズとパイレーツ両傘下で通算476回を投げ、防御率3.93だった右腕。メジャーでは通算55回1/3を投げ、防御率5.86。主にロングリリーフながらスポット先発も何度かこなしていた。
「日本で投げることで、北米でよりも定期的に先発する機会を得てきた上に、安定した給与を受けていることは言うまでもない。ポンセがあと1年NPBに残ったことは驚きではない」と同サイト。さらに「来年4月に30歳なので、今後どこかで大舞台(MLB)への復帰を考える時間は十分にある」と見通しを述べた。
(Full-Count編集部)