大谷＆山本のド軍入り「悲しい」　ダルビッシュが本音…1年前「大丈夫だって言うから」

音声配信プラットフォーム「stand.fm」でド軍入りした大谷＆山本に言及

　パドレスのダルビッシュ有投手が、音声配信プラットフォーム「stand.fm」を公開し、大谷翔平投手と山本由伸投手がともに“ライバル”のドジャース入りしたことに「今回大谷くんと山本くんがドジャースに行ったことで、僕は何ていうのかな、悲しい。この気持ち、悲しいですね、これは」と本音を吐露した。

　ダルビッシュにとってドジャースは、2017年途中から所属した古巣でもある。同年オフにFAとなり2018年からカブスに移籍したため短期間ではあったが「ちょっといたから良さは分かっている。みんな緻密だし、一生懸命野球もやっている」。そして現在は「僕はパドレス行って、いつも倒したい、燃えるし、ドジャース戦」という特別なチームだ。それだけに思うところはあったようだ。

「想像していたら1年前、大谷くんも山本くんも契約できるんだったらパドレスで日本人が集まってドジャース倒したいっていうのがあったし、僕が契約するときも（GMの）プレラーさんに、僕がこんな契約をして、例えば山本くんと契約ができないとか、圧迫してお金が払えないとかならないか聞いた。それでも大丈夫だっていうから、契約するじゃないですか。それが1年経ったら、いろんな問題はあったんだろうけど、何も大谷くんにも山本くんにもアクションなく、ミーティングすらなく、ドジャースと契約して、フッて力が抜けたよ、正直なところ。だからね凄く悲しい」

　とはいえ、パドレスには楽天から海外フリーエージェント（FA）権を行使した松井裕樹投手が加入。強力な仲間を得た。最後は「でも松井くん来てくれたから、松井くんと頑張ります」と話していた。

（Full-Count編集部）