異国の球団から「ありがとう」 苦戦の大阪桐蔭出身右腕が見せた意地…収穫の「12.6」

DeNA・徳山壮磨【写真:町田利衣】
DeNA・徳山壮磨【写真:町田利衣】

DeNA徳山壮磨は豪州WLで3セーブ、防御率2.70と奮闘…所属球団も感謝

 DeNAの徳山壮磨投手が、このオフに参戦していたオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)で奮闘。所属していた「キャンベラ・キャバルリー」から惜別のエールを送られた。背水の3年目へ、異国で大きな収穫を得たようだ。

 徳山はABLで10試合に登板し、1勝1敗3セーブ、防御率2.70。計10回を投げて14三振を奪った。奪三振率は12.6の高数値。キャンベラは公式X(旧ツイッター)に「ありがとうソウマ」と記し、徳山のコラージュ写真を投稿した。

 大阪桐蔭ではエースとして3年時に選抜大会優勝。早大を経て2021年ドラフト2位指名でDeNAに入団したが、この2年間は1軍登板機会がなかった。2023年は1軍登録こそあったが、デビューを果たせなかった。豪州での修業が実を結ぶか。今季の投球が注目される。

(Full-Count編集部)

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