大谷失い…トラウトを「そっとしておいて」 大台まで132本、MLB公式が異例の“エール”
500本塁打を打つ姿を見たい…MLB公式がトラウトの復活を願う
大谷翔平投手を失ったエンゼルスは来季、どのような運命をたどるのだろうか。カギを握る一人は主砲マイク・トラウト外野手だろう。数年は怪我に苦しむシーズンを送っているが、「500本塁打が再び当然の結果となる程に数字を積み重ねる姿を見たいと思っている」と米メディアは伝えた。
トラウトはエンゼルス一筋で3度のMVPを獲得するなどチームのスターとして活躍していたが、2020年以降は怪我に苦しみ、昨季は82試合の出場で打率.263、18本塁打に終わった。チームも9年連続プレーオフを逃すなど、苦しいシーズンを送っている。
MLB公式サイトのアンソニー・カストロビンス記者は新年の抱負を紹介する中で「怪我を担当する野球の神様へ:トラウトをそっとしてあげてください」とトラウトの“万全”を願った。2012年から8年連続20本塁打、3度の40本以上を放っている大砲は「かつて700本塁打への道も可能性としてはあった」と振り返っている。
トラウトは現在368本塁打。500本塁打まで残り132本となっている。記事では「トラウトはプレースタイルを調整し、フィールド上で身体を守るための努力を重ねたが、無駄だった。ドジャース入りしたオオタニを失った」と言及。来季で33歳になり、再びチームをプレーオフに導く活躍ができるか。
(Full-Count編集部)