山本由伸の“契約詳細”に滲むド軍の「賢明な戦略」 1年目は7億円…米合点「見事」

ドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】
ドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】

契約金約72億円は2月と7月に分けて今年中に支払われる

 オリックスからポスティングシステムを利用した山本由伸投手は、ドジャースと12年3億2500万ドル(約470億円)契約を結んだ。メッツとヤンキースの地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は自身のX(旧ツイッター)で、契約の詳細を報じた。

 契約金5000万ドルは(約72億円)は、2024年2月1日に2000万ドル(約28億9000万円)、7月1日に3000万ドル(約43億円)が支払われる。

 2024年は500万ドル(約7億円)、2025年は1000万ドル(約14億円)、2026年は1200万ドル(約17億円)、2027年~2029年は2600万ドルずつ(約37億6000万円)、2030年と2031年は2900万ドルずつ(約41億9000万円)、2032年~2035年は2800万ドルずつ(約40億5000万円)となっている。

 またヘイマン氏は「ドジャースは2036年については条件付きで1000万ドル(約14億円)で契約できる選択権(オプション)を持つ。その条件とは2024年から2029年の間に選手が何らかのトミー・ジョン、エルボー・ブレース、またはトミー・ジョンとエルボー・ブレースを組み合わせたハイブリッド手術を受けた場合、または右肘に特定の怪我をして134日間連続で負傷者リストに登録された場合」であることも伝えた。

 ファンは「2024年は500万ドル? なんだこれ」「そうか、契約金の5000万ドル(約72億円)は全額今季支払われるということか。だから今季の年俸が安いんだ」「大爆笑。今年オオタニとヤマモトに我がチームが支払う額は700万ドル」「これは正当」「最初は少なくて額が最大に上がっていく」などと反応。2036年の条件に付いては「見事な戦略」「ヤマモトのオプトアウトが肘の健康に寄るというのはドジャース賢明な戦略」といった声が上がった。

(Full-Count編集部)

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