上沢合意で残るはただ1人…FAの藤浪晋太郎はどこへ行く? 続々決まるMLB日本選手の去就
上沢はレイズとマイナー契約で合意…所属先が決まっていない日本選手は藤浪だけに
レイズは11日(日本時間12日)、日本ハムからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた上沢直之投手とマイナー契約で合意したと発表した。これでこのオフにメジャーで去就が決まっていない選手は、オリオールズからFAになった藤浪晋太郎投手だけになった。
このオフはエンゼルスからFAになった大谷翔平投手が10年総額7億ドル(約1016億円)でドジャースと契約。前田健太投手はタイガースと2年2400万ドル(約34億8000万円)で契約を結んだ。
昨年まで日本でプレーした選手では山本由伸投手がポスティングでドジャースと12年総額3億2500万ドル(約472億円)、海外FA権を行使した松井裕樹投手が5年総額2800万ドル(約40億6000万円)でパドレスと契約を結んだ。
今永昇太投手はポスティングでカブスと4年5300万ドル(約77億円)で契約。最大5年8000万ドル(約116億円)の大型契約になると伝えられている。ジャイアンツ傘下からFAとなった筒香嘉智外野手は、同球団と再契約を結んだ。
残るは藤浪。メジャー1年目の昨年はアスレチックスからシーズン途中にオリオールズに移籍。計64登板で7勝8敗、防御率7.18だった。藤浪の代理人を務めるスコット・ボラス氏はその手腕で時間をかけて高額契約を勝ち取ることも多く、今後の展開が注目される。
(Full-Count編集部)