最下位から脱出へ、惜しまぬ資金投資 電撃復帰右腕に11億円も…日ハム“本気のオフ”
外国人補強は6人目…FAで左腕山崎福也も獲得
日本ハムは12日、ドリュー・バーヘイゲン投手と契約合意したと発表した。米メディアによると、最大で2年総額800万ドル(約11億5900万円)に迫る契約。今オフ、日本ハムは最下位脱出へ積極補強を行っている。
バーヘイゲンは2020年からの2年間、日本ハムに在籍。NPB通算38試合に登板し、13勝14敗、防御率3.51。昨季はメジャーで60試合に登板し5勝1敗、防御率3.98の成績を収めていた。日本ハムは2年連続最下位に終わり、新庄剛志監督も勝負の3年目。オフの本気度が伺える。
投手陣ではオリックスから国内FA権を行使した山崎福也投手を獲得。昨季は11勝5敗、防御率3.25で自身初の2桁勝利を挙げた。また、最速98.7マイル(約158.8キロ)のパトリック・マーフィー投手、アニュラス・ザバラ投手も獲得している。
また、打者ではフランミル・レイエス外野手、アンドリュー・スティーブンソン外野手と契約。レイエスはインディアンス(現ガーディアンズ)時代の2019年に自己最多の37本塁打、2021年に30本塁打を放っており、メジャー通算548試合で打率.249、108本塁打、285打点をマークしている。
育成では台湾・中国文化大の18歳、孫易磊投手と契約合意した。最速156キロを誇る逸材18歳は複数球団での争奪戦となっていた。早速秋季キャンプに参加している。