大谷翔平は「天性の人たらしだ」 勝利への思い…年上を感激させた“粋な言葉”に注目
昨年は死球時の“リスペクト”が話題となった大谷とロドリゲス
ドジャース・大谷翔平投手が新加入のテオスカー・ヘルナンデス外野手にかけた言葉が、密かに話題となっている。15日(日本時間16日)の2人のやりとりが明らかになり、「大谷さんは人の気持ちの動かし方を知ってるね」と注目を集めた。
マリナーズからFAとなっていたヘルナンデスは、チームの補強ポイントにマッチし、大谷らMVPトリオと強力打線を組むことが予想される。本人は複数年契約を検討していたが、単年契約での入団での勝負を決断した。
16日(同17日)の入団会見後に地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」に出演したヘルナンデスは、前日に大谷と挨拶したことに触れ「彼はすごくワクワクしていたね。僕に『Hi!』と言ってきたんだ」と明かした。大谷とヘルナンデスは昨季対戦があり、投手・大谷が死球を与えた際に、互いに“謝罪”と“気にするな”のジェスチャーでコミュニケーションをとったこともある仲だ。
今回チームメートとなり、大谷から言葉もかけられた。「彼(大谷)からのメッセージの1つは『今、僕らは同じチームでプレーしているんだ。一緒に戦っていくぞ』だった。その言葉で、より一層(ドジャースの)みんなとプレーすることにテンションが上がったよ」と感激したよう。「僕はオオタニを尊敬しているんだ。彼と一緒にプレーすることができて、ものすごく興奮しているよ。彼がフィールド上でできることを僕は知っているから、それを見ることにワクワクしている」と、2歳年下の大谷との共闘を心待ちにしていた。
これまでは同地区のライバルだったが、同僚になった以上、同じ目標に向かって突き進む。大谷からの熱いメッセージに、ネット上のファンも「このスーパースターは誰からにでも好かれる天性の人たらしだ」「テオとオオタニはすでに最高の相棒です」「みんな野球しようぜ」と反応していた。
(Full-Count編集部)