大谷翔平が“損している”300億円 稼いだ金額トップ100圏外…生み出した圧倒的コスパ
大谷が2023年までに稼いだのは59億1922万円、現役選手トップ100に入らない
ドジャースと10年7億ドル(約1037億円)の超メガ契約を結んだ大谷翔平投手だが、2023年までのメジャー6年間で稼いだ金額は、実はそこまで多かったわけではない。米メディア「スポトラック」による現役選手の稼いだ金額ランキングではトップ100圏外。活躍を考えるといかに過小評価されていたかがわかる。
大谷が2023年までに稼いだのは、3995万4259ドル(約59億1922万円)。エンゼルスとの契約時に、25歳以下の国際アマチュアFA制度が適用されたため、マイナー契約からの挑戦になったのも一因だ。その後、2021年に2年850万ドル(約12億5927万円)で契約延長し、2023年は3000万ドル(約44億4450万円)だった。
一方、米データサイト「ファングラフス」では「WAR」を元に選手の価値を試算。大谷は2億5420万ドル(約376億円)とされ、実際に稼いだ金額と300億円以上の乖離がある。球団側から見るとコストパフォーマンスのいい選手と考えることができるが、2023年の年俸に対しても過小評価との声も囁かれていた。
「スポトラック」のランキングでトップに立つのは、アストロズのジャスティン・バーランダー投手で3億5092万1555ドル(約519億9000万円)。ザック・グレインキー投手(FA)、クレイトン・カーショー投手(FA)と続いている。エンゼルスのマイク・トラウト外野手は5位。日本人最高位はパドレスのダルビッシュ有投手で、1億8835万5991ドル(約279億円)となっている。
(Full-Count編集部)